情熱を注げることを書き出す
あなたは情熱という言葉を聞いてどんな印象を受けるでしょうか?いつもあなたの心の中に火を灯しているものなのか?それとも少しむず痒ゆく感じるものなのか?新しいことに挑戦するあなたに、今一度この情熱という言葉と向き合ってもらいたいと思います。
こんちは。
武野慎一郎です。
ここまで数回に渡ってワークシートを使い自分自身の可能性を深掘りしてきました。今回も引き続き、自由な発想で自分自身を深掘りしていきましょう。
さて、前回のワークシートでは、経験や知識を書き出してきました。
過去の自分自身の経験や知識に意外な自分の発見があったのではないでしょうか。
それでは、今回のワークシートでは情熱を注げることを書き出してみます。
ここで気を付けなければならない事は、得意な事と情熱を注げる事は性質が違うということです。例えば、ものすごく得意な事で勝負したとしても、やっているうちに困難に見舞われることは多々あります。そんな時こそ自分を助けてくれるのが情熱だと思います。
この情熱には、継続の効果があると言われています。それは踏ん張る力と言い換えることもできるでしょう。
それでは、私が今まで一番情熱を注いできたものは、サッカーかもしれませんね。仕事とは別に、指導者として、子供達と関わってきました。 サッカーと言うスポーツを通じて、人間力や人間性がどうあるべきかということを、子供達と真面目に取り組む事によって、本当にたくさんの気づきがありましたね。今は一歩下がって指導者としては関わっていませんが、そこにかけた情熱を注いだ分の気付きは私のあらゆる場面で武器に変化していたと思います。
ここで学んできたことは、飲食業の開業時にもそして、会社を経営していく部分でも、いつも立ち戻って、基準になることを学んだ私の軸の部分になっています。
心に情熱の火を灯していられるかどうか、挫折から立ち上がる時にこそ、その情熱が試されるとも言えます。
情熱というのは鋼のメンタルであれ!ということでは決してありません。
他人の目では測れない、あなたにフィットする情熱が何かを知ることも大きな目的です。また、得意では無いことも、家族のためになら踏ん張れるという方もいるでしょう。
この踏ん張るエネルギーに、得意をミックスせた時、本当に心地の良い自分だけのオリジナルサービスが生まれると思っています。
日々の仕事の中、自分がサービスを受けた時、「こうだったらいいのにな」「こうしてあげたいな」という自分なりの想いもあるはずです。この想いに耳を傾けてください。これこそが情熱の源であり、アイデアの種であり、成功の秘訣であり、立派な志へと成長するのではないでしょうか。
情熱があなたの得意や経験と重なり合い、お客さんや周りの人達にとって、プラスに共鳴することがベストです。
オープンまでの道のりは決して楽ではありません。しかし初めから完璧なスタートを切る必要もありません。1人でも多くの人の笑顔を思い浮かべながら、一緒にあなたの情熱を書き出していき自分自身の居場所を見つけてください。
今、私たちが目指しているのは、個々のオーナーさんのキャラクターや成長ステップに合わせて、お店が少しづつ発展していく面白みを持たせながら、今までなかったオリジナルサービスを世に生み出すことです。今まで書き出したワークシートと今回のワークシートを行ったり来たりしながら、自分自身の強みをブラッシュアップしていきましょう。
あなたの飲食店を最強に導く最強の選択術
下記リンクより関連ページを御覧ください。
モジュール1:現在の自分を洗い出す
- 1-1 飲食店を成長に導く最強の選択術とは?
- 1-2 あなたの得意をどのようにしてお客様に提供すべきか?
- 1-3 飲食店開業についてあなたはどのように説明できますか?
- 1-4 飲食店の経験や知識を書き出すことで気づくこと
- 1-5 あなたは情熱を注げることができるか?店舗経営のチカラ!
- 1-6 今までの経験から武器を選定する
モジュール2:今までの経験から武器を選定する
- 2-1 飲食店開業前の経験から武器を選定する
- 2-2 飲食店店舗の独立開業へと導く分析術
- 2-3 事業計画書に活用できる!洗い出された強みと隠された弱み
- 2-4 ピンチをチャンスにすれば良い。開業時に考える外部環境の機会と脅威について。
モジュール3:武器の組み合わせで最高の成果を探る
- 3-1 SWOT分析でわかる飲食店店舗の強みを戦略化する為の開業分析術
- 3-2 飲食店開業時に発揮する武器の組合わせで最高の成果を探る
- 3-3 店舗開業に役立つ具体化したアイデアを書き出す
- 3-4 飲食店舗開業前に考えておきたい3つの質問