ターゲット層のお客様に刺さるお店作りとは?共感を呼ぶためのポイントはコレ!! ペルソナ作り攻略<その2>
あなたは理想のお客様を具体的にどのように設定していけばよいのか迷われているのではないでしょうか?開業前に必ず設定しておくべき理想的なお客様の設定方法を確認していきたいと思います。
こんにちは、
武野慎一郎です。
前回お伝えした「ペルソナ」作りの心構えを引き続きお伝えいたします。
元々の意味は仮面ですが、ビジネスシーンにおいての意味と重要性をお伝しましたね。早速、理想の顧客シートを使ってイメージを言語化された人もおられると思いますが、どうだったでしょうか?まだの人は、これからお伝えする内容をヒントに ペルソナ作りに取り掛かりましょう!
まず、一口に飲食店といっても、ここ最近のトレンドを見れば、テーマ性や専門性を持つことが常識となっています。これは、「映える(バエル)」というワードと共に、すっかり世間に浸透したインスタグラムの影響もあるように思います。また、高級食パン店、タピオカ店に唐揚げ店など、小さな業態であればある程そのニッチさも際立ちます。
これらが意味する一つの側面を読み解くと、一昔前と比較して独立開業自体のハードルは低くなったものの、既に王道ジャンルは飽和していて競争が激しいということが言えるでしょう。
そして、世間は依然として専門店ブームの中にありますし、ペルソナづくりを甘く見ていれば、あなたのお店は「専門性に欠けるどこにでもある店」と判断されかねません。
そうならないために、個人事業主や中小企業の場合、大手には難しい+α(プラスアルファ)を提供し、自分の店のポジションと強みを明確に宣言することが大切です。
そうすることで、次のステップであるプロモーション方法(宣伝広告の出し方やアピール方法)に個性や特徴を打ち出すことが可能です。また、withコロナ時代でいえばテイクアウトに特化することも一つの戦略となりましたね。
注意して欲しいことは、単に専門店ブームに乗っかれば良いということではありません。あくまでも、競争の激しい飲食店の世界で生き残る手段として、お店の専門性が高まり、お客様の満足度が高まり、メディアもその話題性を取
り上げやすくブームに見えていると言えますね。
大切なことは、リアリティーを伴うあなた自身のペルソナを作り上げることです。
最後に、ペルソナ作りは、その精度がモノを言います。下記にあなたの武器となるワークシートを用意しました。
是非こちらを活用してその精度をブラッシュアップしていきましょう!
<理想顧客シートのメリット>
1)ビジネスパートナー・社内で認識の統一ができ、スムーズな議論が行える。
2)顧客満足度のアップや、お客様の求めているサービスの深掘りができる。
3)開業までの長い道のりの土台固め、大手にはできないオリジナルの戦略を立てられる。