【飲食店開業】あなたのお店の開業資金について
あなたが自分のお店を開業しようと考えたときに、やはり一番気になるのはお金の事ではないでしょうか?飲食店の開業をするのに、どのくらいの資金が必要か?答えることができますか?
こんにちは。
武野慎一郎です。
このコースでは、開業して困らない飲食店に最低限必要な予算の算出方法
というテーマでレクチャーを進めていきたいと思います。
あなたが飲食店を開業したいと考えたときに、一番不安になるのが
どのくらいの資金を準備すれば良いのか?
何にどのくらいのお金が必要になるのか?
不安に感じるところだと思います。
このコースでは、飲食店開業に必要な経費を中心に、初めて開業するあなたにも、理解していただけるように、説明していきたいと思います。一番気になる、開業資金そして飲食店を開業するにあたり必ず知っておきたい
予算の算出方法について一緒に整理していきましょう。
今回は実際にかかる経費について紹介いたします。飲食店開業には、非常に多くの費用がかかります。
まずは店舗投資費用、店舗をつくるために掛かる費用で、
- 内外装費
- 設備費
- 厨房機器
- 備品費
が含まれます。
こちらが一番大きい投資費用でしょう。
備品費のなかにはテーブルや椅子、調度品にかかる経費が含まれます。
まだまだあります。
- レジ費用
- 食器備品費
- メニュー
- 消耗品
- 物件取得費
- 販売促進費
- 募集費
- 運転資金
- 営業保険
- 保証費
もしフランチャイズでの出店ならばFC加盟金などが上げられます。一から店舗を構えると想像以上に経費が掛かります。
実際、私も3店舗オープンさせてていますが、店舗によってかかる経費は変わってきます。
その大きな違いは、引き渡される店舗の状態によって左右されます。
まずは、以前飲食店を営業していた店舗かどうか、つまり居抜き店舗かスケルトン店舗かという点です。水回りや換気は一から依頼すると非常にコストがかかります。
あとは業態が何屋だったか、あとは店舗の状態によるところが大きいでしょう。いかに居抜き店舗でも、内装の汚れや備品は古ければ、撤去費用が掛かったり、一から買いそろえなければいけません。一概に居抜き物件が安くてよいとは言い切れないのです。
私もはじめの店舗は居抜きの店舗でオープンさせました。以前のお店の業態は和食店でしたから蕎麦屋を出すにはもってこいの好条件でした。厨房機器も半分以上は使えましたので、その分、その他の経費にあてることができました。
創業時は売り上げ目標も立てにくく不安が多いので少しでも経費を削減したいものです。正直私自身は居抜き物件にこだわりはなかったのですが、想像以上にメニューや備品費に経費が掛かり、居抜き物件であったことに、非常に救われた記憶があります。
もちろん、スケルトン物件にもメリットがあり、デザインなど自分の思うようにできます。自分の作りたいお店に非常にこだわりがある方はおすすめです。わたしも2店舗目はスケルトン物件でのオープンでした。私が感じたスケルトン物件の一番の魅力はオペレーションが理想通り組めたことです。
非常に働きやすく、少人数での営業も可能となりました。しかし、正直なところかかる経費を天秤にかけると、断然居抜き店舗をおすすめします。創業時には、正直合う物件ばかりではないと思いますが、時間をかけてでも納得のいく物件と出会うのをを待つのも、一つの手段ではないでしょうか?
ここでは、必要な経費がわかる一覧表の作成をお勧めします。見えない経費を、いかに見える化できるかで、計画も非常に立てやすくなります。