バズる一品づくり、唯一無二の得意料理で勝負する。
あなたはこの先ずっと飲食店経営をしていく覚悟はありますか?最初は誰もが夢と希望に向かってモチベーションも高くなっていると思います。しかしこれは一時的なものではなく、これから何年も続いて行く現実です。怖がらせるつもりではなく、冷静に考える時間も必要になると思います。
こんにちは、
武野慎一郎です。
今回は、飲食店開業の土台固めとして、少しおさらいから始めたいと思います。まず初めに適性検査に始まり、理想のお店を持つために自分自身と対話してきました。夢を現実化する為、事務的な手続きの大枠を勉強し準備や下調べを行なっている最中です。
また、前回まで、実際の店舗作りに関する準備として効率的なデザイン探しの話しから、ご自身の土台となる想いの大切さを踏まえて、お店の店名を考えるコツを伝えました。
この辺りは、ある程度、考えがまとまったら、身近な方に相談して反応を確認してみるのもいい思います。できればターゲットとしている世代や性別の方々からアドバイスを貰えると良いですね。では今回の本題に入る前に、一つ質問をさせてください。
『この先、商売していく皆さんの決意と覚悟は本当に確かですか?』
怖がらせるつもりはありませんが、そろそろ、準備が上手く運ばない方や、どこかに違和感を感じている方もいるのではないかと思います。
そんな時は、まず勇気を出して立ち止まってみてください。
計画段階から無理があれば、どんなに決意と覚悟があっても最終的には、「無理なものは無理」ですし、中国の故事にもあるように「三十六計逃げるに如かず」と思うかもしれません。
時には慎重に計画を練り直したり、思い切って方向転換することも大切です。
今、このような事を伝える理由として「得意」と「憧れ」を混同しないで頂きたいからです。つまり、ジャンル選択に無理がないかどうか今一度、自問自答してみて欲しいのです。
何度も言いますが、土台が肝心ですから、この段階で想像できるマイナス要素にもしっかり目を向けましょう。
これは、ご自身の個性や性格、持病や体調、メンタルヘルスの程度も関係しますし、どういったワークスタイルに憧れがあるのか生き方の選択そのものと言えます。自分と向き合い、調和をとり、解決の糸口を見出していきましょう。
また、夢はデッカくとよく言いますが、身の丈を超えていては、無理やひずみが生じてしまうでしょう。それよりも本来、あなたが持っているポテンシャルを武器にすることで圧倒的有利に立つことができます。
努力と才能のかけ算を頭の片隅に置いておけば、必然的にあなたの得意料理があなたの勝負するべきジャンルとなる事がわかります。
最後に下記のワークに取り組んで足元固めをより強固にしましょう。
次回も引き続き強固な土台づくりとして、理想のお客様像を考えていきます。