事業計画のそもそも論。何のため??誰のため?? 素早くまとめて進める勝利の方程式!
あなたは飲食店の事業計画書が何の為に必要なのかちゃんと説明ができるでしょうか?事業計画書はそもそも何なのか?誰に向けて作成する必要があるのか?この部分を整理していきたいと思います。
こんにちは。
武野 慎一郎です。
皆さん、理想のお店リサーチは順調でしょうか?
ここのところ、考えすぎて息切れしていませんか?今回は、ワークはお休みして、 事業計画書を書く前の心得についてザックリと説明していきます。
まず、事業計画についてですが、正直なところ、書かずに開業することは、不可能ではありません。中には、ビックリした人もいるかと思いますが、 大切なことは、事業計画書の性格をきちんと理解しておくことです。
『書かなくてはいけないもの』だから書くのではなく、『書く方が良い理由』がわかれば、自然と書けてしまいます。そもそも、事業計画書とは、自分自身の大義名分を書くものになります。具体的には、自分の商売の正当性(成功確率・勝算) をデータを用いながら、 自身の情熱の根拠を証明していきます。
では一体、『いつ・誰に対して必要なのか?』それは、『人の信用を得て、応援をしてもらう時=銀行等にお金を借りる時』です。
これでわかりましたね。絶対に書かなくてはいけない人は、開業資金をどこかから調達する必要がある方です。
その他にも、賃貸物件を契約する際や、大家さん、管理会社に提出が必要な場合もあります。
つまり、『自身の信頼性(お店の将来性)を証明する書類』=『事業計画書』ということです。
いま、種まきが済んだばかりの発芽前のあなた。現実世界でいうところの成功見込み段階というわけです。
事業計画書は、そんなあなた自身の人間性と将来性とを売り込む『武器』として、 育て、高める必要があります。
あなたの強い味方となる計画書の作成、 融資を検討していない方々もレベルに合わせた事業計画書の完成に向けて、ノウハウをアドバイスしていきます。
では、次回、実際に事業計画書を書く前のポイントについて、お伝えしていきます。計画を進めるために、まずは大まかな成り立ちを理解してから、 一歩一歩、確実にとり組みましょう。