気になる飲食店店舗とは
自分の家は3回建ててみないと満足したものが出来上がらない。そんな話を聞いたことがあるでしょうか?飲食店の店舗もなかなか思ったように作れないのが現状だと思います。最初に作る店舗があなたの理想店舗に近づくように考えていきたいと思います。
それではまずはじめに、お客さんが気になる飲食店店舗とは?という話から進めていきたいと思います。
外観のデザインに特徴がある店舗は、お客さんの記憶に強く残ります。
近年では、事前にネットで店舗を調べてから来店するお客さんも増えましたが、店舗の外観写真が印象的だと、それだけでも「行ってみようかな」という気になるものです。
そこで今回は、「お客さんの意識に残る店舗の外観デザイン」などについて、詳しくご紹介します。
飲食店は店舗のデザインが重要
外観のデザインは、飲食店の象徴ともいえます。
「駅前の山小屋っぽいカフェに行かない?」
「今日は東口のオシャレなテラスがあるレストランに行こうか?」
このような会話をした経験は誰にでもあるのではないでしょうか。お店の名前は覚えられなくても、外観に特徴があると印象に残りやすくなるのです。お客さんに伝わりやすい外観にすることが大切外観が奇抜なだけでは、集客につながりません。イタリアンなのか、フランス料理店なのかなど、既成のイメージをベースにしたデザインを外観に取り込むことも大切です。
カジュアルな店舗をイメージさせたいなら、ガラスを多用して店内の様子が外から見えるようにするといいでしょう。店内の賑わいを外に伝えられれば、「人気店なのかもしれない」という印象も与えられます。高級感を演出するなら、店内がほとんど見えないようにするといいでしょう。外装に使う色の数を抑えてシンプルなデザインにすると、さらに高級感が高まります。
外観と内装は統一する
グルメサイトには、外観だけではなく店内の様子も掲載されます。そのため、内装にも「お客さんが気になる」要素を盛り込まなければいけませんまた、内装はお店の外観や業態と同じ世界観を演出する必要があります。高級店なら、完全個室やゆったり座れるソファーを完備したいところです。気軽に立ち寄れる居酒屋なら、立ち飲みカウンターや木箱の椅子などを用意して利用しやすさをアピールしましょう。グルメサイトやSNSでも伝わりやすいビューポイントがあると、「気になる店舗」の候補に入るはずです。
周辺の店舗と差別化を図る
「近隣の飲食店と異なる雰囲気する」という方法もあります。たとえば、カジュアルな雰囲気の開放的な飲食店が並ぶなかに、店内が見えない高級感のある店舗が1件だけあれば「あれは何のお店だろう?」と気になるはずです。営業時間が夜間に及ぶ場合は、光の取り入れ方も意識してみてください。周囲の店舗と同化しないようにコントラストをつければ、自然とお客さんの目に入ります。