お客様の声を聞く為のデジタルツールとは？

お客様の声を聞くためのデジタルツールとは？

私達はtypeformをアンケートフォームとして使用しています。無料とはいえデザインも豊富でおしゃれなものが多く、女性向けサイトなどに設置しても違和感のないものばかりです。　Typeformで顧客情報を集める以外にできることも多々あります。今回はTypeformで何ができるのかについて、私の店舗で実際使用している方法を具体的に説明していきたいと思います。

こんにちは。
武野慎一郎です。

私が実際店舗でTypeformを使用して行っていることは次の３つになります。

アンケートの実施
新商品の名前の募集
新メニューの提供のためのA/Bテスト

　私はこのtypeformを顧客情報を集めるツールとして使用してきましたが、それ以外にも使用方法があります。私たちは実際にアンケートを取ったり、新商品の名前を募集したり、新メニューのA/Bテストを行なったりしてきました。

　この新メニューの提供のためのA/Bテストとはどんなことかというと、例えばですが、期間限定の新メニューとして新しいお蕎麦は、桜そばがいいか紫蘇切りそばがいいか、どちらかをお客様に選んでもらう参加型のアンケートなどです。このような形でアンケートを取ると、宣伝も一緒に行うことができ、実際、投票で高かった方を新メニューとして提供することで、お客様を巻き込んだちょっとしたイベントを行うことも可能です。

　実際に私たちのお店でも実施したことがあります。その時は、お客様も楽しんで参加されており、後日、結果と投票率などをお写真と一緒にお送りしました。この時は新メニューのA/Bテストのはずが、逆にお客様への宣伝となり、とても効果がありました。このような使い方もできるので、Typeformはとても使いやすいと思っています。

実際のアンケートの利用方法について

実際のアンケートの利用方法について実例をお伝えしたいと思います。私達は去年の7月に武野屋別邸という、和食とスイーツを融合させたお店をオープンしました。このお店の一押しはアフタヌーンティーで、全国でも和食とデザートを融合させている形式は珍しいためか、今とても人気が出ているメニューです。メニューの内容は、和食とデザートを融合させて、前茶か高梁紅茶のどちらかを選んでもらい、そのペアリングを楽しんでもらうものです。このお店のオープン時にアンケートをTypeformで作ったので、その内容を説明したいと思います。

　カードのQRコードを読み込むと、アンケート画面になるのですが、実際にこの別邸で行なったアンケートでは、1114人もの人に答えてもらうことができました。全体の約9割以上の方が最後まで意見を記入してくださり、アンケートの解答率としてはとても高くなっていると思います。アンケートの内容を簡単に答えやすいように作ることで、お客様から直接意見をいただけるので、とても良い例だと思っています。

　アンケート結果ですが、当初、ターゲットは40〜50歳の方をにしていたのですが、意外と若い人も来てくれていることや、客層も女性が8割、男性2割という情報で、女性をターゲットにしていたことは間違っていなかったことも確認できました。
　アンケートの内容は、別邸を知ったきっかけや、料理の提供時間、一番美味しかった料理、また来店したいか、などを聞いています。私達はInstagramやHPで宣伝をしていたのですが、意外と口コミで来店されている人も多く、全てまとめて見ることができるので、アンケート結果を参考にしながらお店を運営しています。
リアルタイムでお客様のお声が届く
　紙のアンケートを置いておくだけだとここまで結果は集計できなかったと思います。アンケートをデジタル化することで、回答が9割以上になりお客様のお声はとても聞きやすくなりました。
　Typeformではアンケートの集計が常に確認でき、従業員にもGoogleドライブで共有が可能です。リアルタイムでお客様から意見などを確認でき、「とても美味しかったです」など感想をいただくと、従業員のモチベーションアップにもつながりますし、非常に良いシステムだと思っています。

　新メニューを開発するため、また、新店なのでお客様の意見を拾うということが目的だったので、この時は回答してくださったお客様へのプレゼントはつけていなかったのですが、ありがたいことにたくさんのレスポンスをいただくことができました。
以上が私達が実施している実例でした。　

ツールはどのように使うかが大切ですが、まずは自分の店舗で色々な方法を試すのが大切だと思います。　使い方次第であなたのお店の非常に強力な武器になると思いますので是非活用してみてください。